2013.06.29 Saturday
ハンドブレンダー
先日トマトスープの記事でブツクサ言っていたハンドブレンダー。買っちゃいましたっ。
で、今回は約2週間使った感想を紹介しますっ。
ことごとくスモールアプライアンスを避けてきた私が今回思い切ってハンドブレンダーを買ったのは、鍋の中であっという間に具材がピューレになる様をYoutubeで見たから。......必要じゃんっ!
で、いろんなメーカーのハンドブレンダーを見比べ、機能や付属品がシンプルで更にコードレスの”Braun マルチクイック7 MR730cc”を買ったワケですっ。
我が家にある小型キッチン家電と言えば、コーヒーメーカー、卓上IH、お菓子作りに使うハンドミキサーのみ...っとご近所さんに言ったら、「炊飯器は?ジューサーは?ホットプレートやフライヤーは?電気ポットは?ヨーグルトメーカーやホームベーカリーは??」といろいろ突っ込まれた。
私がこういったスモールアプライアンスを持っていないのが意外だったらしい。
食卓に出ることがほとんど無い米は圧力釜で炊き、揚げ物は一切せず、やかんでお湯を沸かすかウォータークーラーの温水を使い、ジュースやヨーグルトは飲みたい&食べたい時に買ってくる。ホットプレートを使う料理はしないし、機械任せで焼いたパンは....。”欲しい物”と”必要な物”は人それぞれ。こういった小型キッチン家電を上手に使いこなす人もたくさんいるけど、私の経験上、興味本位で”欲しくて買った物”はしばらく使ってすぐにお蔵入りするのが目に見えているし、無くても他で代用出来るって事が分かっている。
必ずスープが付く我が家の食卓。ピューレにするには裏ごしするしか方法は無く、毎回そんな事をやるのは面倒なので、とろみのあるスープは滅多に作らなかった。
大きくて後片付けが面倒なブレンダーやフードプロセッサーを買うつもりは無く、世の中にハンドブレンダーなる物が出回り始めても全然興味が無かった...のに....ちょっと調べたらものすごく便利な物だと判明。もっと早く気づくべきだったかもね〜。
オマケ的なフードプロセッサー(の役割をするヤツ)は無くてもよかったけど、実にシンプルなところが私向きな”Braun マルチクイック7 MR730cc”。
ロック解除ボタンとパワーONボタンを押すだけの簡単操作。速度調節機能は付いていません。
ピューレが作れるだけで良かったので「ただそれだけの為にコレが必要か??」っと散々悩みましたが、これに変わる物は無いので思い切っちゃいました。
コードレスは非力なんじゃ無いか...とも思ったのだけど、堅い物をつぶすワケでは無いのでその辺はあまり気にしていなかった。使ってみたら結構ハイパワーでビックリ。
そしてお手入れも簡単。使い終わったら刃の部分をポコッと外してサッと洗うだけ。食洗機もOK。
「大きくてちょっと重たい。」と言うレビューもあったのだけど、私の体格では全くそれを感じさせず(iPhoneと比べてみた)。。フル充電(約2時間)して食器棚へ収納。使いたいときにサッと出してカチッと刃を装着。で、グゥイ〜ンとやってカチッと刃を外して本体はそのまま食器棚へ。使用頻度にもよるけど、フル充電で約20分使え、1回の使用時間は10秒〜1分以内。バッテリー残量が少なくなるとランプでお知らせしてくれるのが便利ね。毎日使っても1週間か10日に1度フル充電すれば普段は充電器に繋げておく必要は無し。収納スペースはワイングラス2個分って感じかしら。
で、さっそく冷蔵庫の残り物でアスパラガスとセロリのスープを作ってみた。
トマトスープの時あんなにフードプロセッサーと格闘したのに....食器棚からハンドブレンダーを取り出し、鍋に直接突っ込んでスイッチON。”ブイィ〜ン”っとやって20秒ほどで出来上がりっ!おおぅっ感動だっ。そして美味しい〜。
思っていた以上になめらかな舌触り。サラサラではないけどトロッとした舌触りに仕上がるのが気に入りました。
暖かくても良し、冷たくても良し。スープが欠かせない我が家の救世主ですっ。
これは全然考えてなかったけど、常に数種類のフルーツ、ヨーグルトと牛乳と蜂蜜がある我が家にピッタリな使い方。
付属のカップ(プラスチック)にイチゴと蜂蜜と牛乳&ヨーグルト、氷2〜3個をぶち込んでブイィ〜ンっと10秒。
本当にアッと言う間にストロベリードリンクの出来上がりっ。フルーツは食感も大事なのでそのまま食べる方が好きだけど、こういうのもたまにはいいね(と言いつつ毎日飲んでいる)。
付属のカップで600mlまで作れ、上の写真で約500ml(2人分)。1人分なら材料を直接グラスにぶち込んで作れるのがお手軽です。
作るのが楽しくてバナナドリンクもチャレンジ。蜂蜜、牛乳&ヨーグルトにたっぷりレモン汁。で、ブイィ〜ンと5秒。
バナナは好きだけど飲み物になると嫌いな私。レモン汁のおかげでさっぱりフレッシュ!美味しぃ〜。甘いのが苦手なので、料理やお菓子と同じく自分好みの味で作れるってのはすごく良いです。
余談だけど....。最近流行のスムージーが”凍っている材料で作る”と言うスムージーの定義とは違い、「凍ってない材料でも日本では”スムージー”と呼ばれている。」と友人から聞いてちょっとショック。。それを知らないで飲んだら「あれれ??」っと思っただろうから、教えてもらって良かったわ〜。ちなみに義姉は凍ってない”スムージー”を飲んでビックリしたそうです...。
ちなみに...”シェイク”は卵もしくはアイスクリームが入っている飲み物。”ジュース”は果物の果汁の事。なので私が作った飲み物はなんだろう??と思って調べてみたら、どうやらラッシー(インドの飲み物)が一番近い。なるほど、今時のスムージー事情と合わせてまた一つ勉強になりましたっ。
話をブレンダーに戻して....。
せっかくなのでオマケのフードプロセッサーでタマネギのみじん切りをしてみたら....何だか無残な結果に。。調理しても食感が残るみじん切りが好みな私。あっという間にカットされるので加減が分からず...均等じゃないし美味しくなさそう。みじん切りと言うよりも細かいスライス??こりゃ手でやった方が早いし美味しいみじん切りが出来るわね。
お次は挽肉。余り物のスライス肉をプロセッサーに入れてブゥイ〜ンっとやったら....挽肉じゃない物が出来た。。
やっぱりオマケなプロセッサーだ...っと思っていたら、Braunのサイトにチョコレートとハードチーズをプロセッサーで細かくしている動画があったのでこれもチャレンジしてみた。
おおぉ〜っ!これは使える!
チョコレートはホットミルクにササッと入れて、チーズはビスケットやマフィン、フリッタータなどに使え、”粉状”とまでは行かないけどこれで十分。
包丁でチョコレートを粉々にしようとすると途中で溶けてしまい、ハードチーズを手作業で粉状にするのは無理。”これじゃ無いと出来ない事”に使うと威力を発揮することが判明し、オマケでも付いていて良かったと満足しましたっ。
こちらはタルトに使うグラハムクッキーを砕いた様子。
本体をプロセッサーにカチッと差し込んでブィィ〜ンっと5秒。
おお〜、アッと言う間だ〜。
いつもZiplocに入れてガンガン麺棒で叩いていた私。この状態に溶かしバターを入れて再度ブイィ〜ンっとやれば、容器を洗う手間を考えてもこっちの方が良い。
料理に手間はかけても時間をかけないのが私の鉄則。綺麗に仕上げたい or 食感や味を損ねるなら手で、時間がかかる or 手作業じゃ出来ないならハンドブレンダーで...っと、上手く使い分けようと思います。
最後にトマトスープ再チャレンジ。鍋の中であっという間にピューレになりました〜。
何度か使ってみて、”あまり動かさず対流を利用すると綺麗に仕上がるって事が判明。
夜の写真は綺麗に撮れない我が家の照明。すごいヘンな色に見えるわね....。
今回は出来るだけ固いトマトを使ったので良い感じに仕上がりました。ギュッとトマトの味が出て濃厚トロトロ。
トマトの皮、ハーブにその他の食材がハンドブレンダーだけでここまでなめらかに。
このポッテリした舌触りがたまらなく美味しいですっ!
思い切って買ったハンドブレンダー。安心して使えれば特別な機能や性能は必要なかったので、私にとって”Braun マルチクイック7 MR730cc”はとても満足のいくお買い物でした。
ただ...プロセッサーとミキサー用カップはいらないから、ブレンダーのみで1万円以下ならパーフェクトだったかな(12,800円で購入)。いや....コードレスなのに十分なパワーがあるって事を考えると安いのかな?
付属のカップとプロセッサーの容器がプラスチックなのは、価格を考えると仕方ないかな〜。カップは基本何でも良いので、どうしてもガラスが良ければ空き瓶でも何でも代用出来ます。
思っていた以上に使用頻度が多く、ブラウンが何処まで耐えられるか心配ではありますが、気にせずガンガン使っていこうと思いますっ!
ヨメがこういう家電好きで何も考えずにいろいろ買いあさりますが、高価な物でもすぐに棚の奥に姿を隠してしまいます。
フライヤーは邪魔だと言いだし、ホームベーカリーで焼いたパンには僕が納得いかず、数週間続いた健康ジュースもいつの間にか出されなくなりました。今回のブログを読んでヨメが欲しいと言い出すのは間違い無いでしょう。確かコード付きのを昔買ったと思いますが、コードレスなら使うなどと言い出しそうです。
fujeyさんのように計画的だと旦那様も安心ですね。羨ましいです。
このコメントを読むであろうヨメへ。また使わなくなるのでやめておけ。