2012.07.17 Tuesday
お父さん&お母さん
今まで私の手料理を食べた事が無いので「いつか食べてみたいっ。」と言っていた旦那のお父さん&お母さんが沼津から遊びに来てくれましたっ。我が家に来るのは家が新しくなってから3回目。
一風変わった我が家の食卓なので、何を作ったら2人のお口に合うかしら....。
お肉好きなので単純にステーキにしようか...とか、シチューやカレーの煮込み料理にしようか...とか、メキシカンやアメリカンなどなど、いつものメニューをいろいろ考えた。
で、きっと食べやすいであろうイタリアンを作りましたっ。
メインは鶏肉が好きだと言うお父さんにピッタリなオッソ・ブーコ・ミラネーゼ。
食事の際の写真を撮るのを忘れてしまいました....。
2時間もあれば全部のメニューを作る&片付けまで完了出来るんだけど、午前中にやってくるお父さん&お母さんを待たせてはいかん。。って事で軽い下ごしらえは前日にやっつけておいた。
オッソ・ブーコのトマトソース(後はチキンを焼いてオーブンに突っ込むだけ)、オニオンスープ(2日目は更に美味しくなる)、マッシュポテト(出来上がり一歩手前)。
デザートのニューヨークチーズケーキは2日前に作っておいた(チーズが熟成した3日目が一番美味しい)。
お茶菓子(?)のフィナンシェは焼きたてよりも2日目以降がしっとりする。
サラダとカプレーゼとフリッタータは当日作りました。
お父さん&お母さんに料理とお菓子の名前や材料と作り方なんかを説明したけど、いろいろ話しながらだったので覚えていないかしら...。なのでココに書いておきますねっ。
・オッソ・ブーコ
野菜たっぷりのトマトソースに焼いたチキンを乗せ、タイムやローズマリーなどのハーブと一緒にオーブンにぶち込むだけのキャセロール(野菜と共にとろ火で煮込んだ料理のこと)です。
味付けは野菜と軽く塩&胡椒したチキンから出た旨味ダシと白ワイン&チキンストックのみ。最後にバジルとおろしたレモンの皮を乗せます。
日本米で作った”おかゆ”みたいなのしか食べた事が無かったと言うお父さんが「これなら美味しいっ!」っと言っていたのはジャスミンライスで作ったリゾット。
地味にリゾットと共にお皿に乗っていたマッシュポテトにはクリームチーズとバターと牛乳が入っています。
・フリッタータ
イタリアのオムレツです。
卵、生パン粉、パルメザンチーズ、バジル、塩&胡椒を混ぜてタップリなオリーブオイルで揚げ焼きします。
作っている様子はコチラ。作り立てよりもちょっと置いた方が美味しい。
・オニオングラタンスープ
そのまんま。スライスしたタマネギとベーコンを炒めて炒めてひたすら炒めて作ります。
味付けは塩&胡椒のみです。
・カプレーゼ
トマトとモッツァレラチーズとバジルをオリーブオイルで食べます。
ちなみに今回”ディ・ブーファラ”と言って水牛の乳で作ったモッツァレラを使いました。
濃厚でコクがあるディ・ブーファラは高いのでお客様が来る時に使って、普段は”ディ・ヴァッカ”(牛の乳)を使います。
オリーブオイルは先日ご紹介した”フレスコバルディ・ラウデミオ”。
それからお父さんが「イタリアで食べた生ハムと同じ味だっ!」っと喜んでいた生ハムを乗せました。
お母さんから「スーパーで買うの?」っと質問されましたが、本物を売っているスーパーと、”生ハムもどき”しか売っていない所があるので注意して下さいねっ。生ハムはこうやって売られています↓。
我が家には必ずある生ハム。今度お土産に持って行きますっ!
・ニューヨークチーズケーキ
クリームチーズが50%以上を占めるベイクドチーズケーキ。
クリームチーズとサワークリームと生クリームとレモンと卵、大さじ1杯のコーンスターチを混ぜてオーブンで蒸し焼きします。土台はグラハム(全粒粉)クラッカーです。今回クリームチーズはデンマーク産を使いましたっ(滑らかで濃厚)。
小麦粉や牛乳が入っていてチーズ率が低いチーズケーキは、”ベイクド”では無く”スフレ”チーズケーキと言い、別名”ジャパニーズ・チーズケーキ”と呼ばれるそうですよ!なるほど、だから別物なんだっ。
・フィナンシェ
マドレーヌ型しか持っていないので形はマドレーヌですが、物はフィナンシェです。
我が家のレシピはアーモンドパウダーと卵白とメープルシロップ&焦がしバターと砂糖で作ります。
・サラダ
我が家のサラダにはオレンジかグレープフルーツが必ず入る。
お母さんが「美味しいわねぇ〜。」っと関心してくれました。イチゴや完熟パイナップルとかでも美味しいですよっ!
以上、先日のメニューでしたっ。
お父さん:「いつもこんな感じなの?」(ちょっと半信半疑)
旦那:「量は違うけど、ま、こんな感じだね。」
お父さん:「え〜っ!お父さんだったら痛風になっちゃうよ。」
お母さん:「お金と時間がかかるわね。」
私:「いや...和食と変わらないです。。調理時間は旦那の帰るコールがあってからでも十分間に合いますよ〜(1時間以内)。」
見慣れない&作り慣れないのでお父さん&お母さんには信じてもらえない様子でしたが。。
そして、ご存知のように旦那は夕飯を食べない日が多いので”毎日”ではありません。
出来上がりの見た目が違うだけで、使っている食材は和食にも洋食にも使うものがほとんど。普通の野菜に卵や鶏肉。ま、モッツァレラとか生ハムとかは違いますが...。
味付け(調味料)は醤油とか味噌とかは使わず、最低限の塩&胡椒とチキンストックとワイン程度。なので塩分は少なく、油分もオリーブオイル使ってる&鶏肉は一度焼いてからキャセロールにしているので少ないです。
でもきっとカロリーにしたら和食の方が断然低いんでしょうね。。健康で元気なうちはコレで行きますっ。
デザートの方は、手作りなので市販の物よりも甘さ控えめ&保存料など使っていないので健康的ですっ。
逆に私から見れば和食を作れる人ってスゴイと思う。
繊細な味付けに火加減。あぁ...お母さんの作る里芋の煮物が食べたい〜!!
お父さん:「こう言う料理は何を見て作るの?テレビとかネットとか?」
私:「コレとかですっ。」
本場レシピを日本で手に入る食材で作ります。っと言っても、今は何でも手に入るのでほぼこのまんま。
お父さんもお母さんも「美味しいっ、おいしい〜っ!」っと言ってくれて良かったです。本当にお口にあったかどうか分かりませんが、是非また食事に来て下さいねっ。
Sucreも楽しみに待っていますっ。
お父様とお母様が羨ましい〜!!ほんとうに美味しそう!!
いつもfujeyさんのおもてなし料理は、まるでレストランのコースメニューのように考え抜かれていて関心します。
お料理の名前と調理法を読んで、これなら私にも作れるかも......と、今材料を買って来た所です。
詳しい分量が書かれていないので上手く作れるか分かりませんが、いつも美味しそうな写真を見て指をくわえていたので今回初チャレンジです!
デザートのN.Yチーズケーキとフィナンシェもいつかチャレンジしてみたいな〜と思っています。
また美味しそうなお料理の写真載せて下さい!(厚かましくてすいません)楽しみにしています。